本記事では「舞い上がれ」で福原遥(ふくはらはるか)演じるヒロイン舞や山下美月(やましたみづき)演じるくるみの恋の行方や結婚についてご紹介しています。
結論から申しますと、たかしくん(赤楚衛二)と舞(福原遥)、くるみ(山下美月)と舞のお兄ちゃん(横山裕)が結婚するのですが、そこまでの経緯を振り返りたいと思います。
出会いや馴初めなど詳しくご紹介しているので、最後までお付き合いいただけると嬉しいです。
「舞い上がれ!」たかしくんと舞が付き合うまでと結婚するまで
赤楚衛二(あかそえいじ)演じるたかしくんと福原遥(ふくはらはるか)演じるヒロイン舞は幼なじみで小さい頃から家も隣同士。
両親同士も仲良しでたかしくんの家が経営しているお好み焼き屋には夜ごはんを食べに行ったり、テイクアウトしたりしていました。
しかし、この頃はまだお互い、好きだという感情はなく、男女間の友情だとお互いに思っていました。
仕事の悩みから、小さな頃から好きだった趣味の短歌をたかしくんが書けなくなり、五島列島に逃げてしまった時の祥子(舞の祖母)の言葉です。
「貴司くんも周りに合わせんでよか。自分のことば知っちょる人間が一番強かけん。変わりもんは変わりもんで堂々と生きたらよか。」祥子(高畑淳子)
祥子との会話のなかで、徐々に自分を取り戻していくたかしくんは、趣味ではなく仕事として短歌を作るようになっていきます。
祥子とたかしくんの関係が強くなったことで、舞の気持ちも少しずつ変わっていったのかもしれませんね。
その居心地の良さは友情ではなく愛情なんだと気付いた時、舞とたかしくんは急接近します。
一番、恋に拍車をかけたのは八木莉可子(やぎりかこ)さん演じるたかしくんの短歌のファンの女の子、秋月史子(あきづきふみこ)。
史子という恋敵の出現がなければ、舞とたかしくんは恋愛関係になることもなく、結婚することもなかったかもしれませんね。
「舞い上がれ!」目黒蓮は真面目な役が多い?結婚しなかった柏木と舞について!
初めて二人が出会ったのは航空学校の面接の時。
無愛想な目黒蓮(めぐろれん)演じる柏木(かしわぎ)に舞は嫌な印象を持ちます。
寮に入るとなったその日、誰が合格したのかがわかり、そこに柏木の姿があるのを舞は見つけてしまいます。
お互いに嫌な印象だった二人がどうしてつきあうことになったのか?
舞と柏木は同じ班で訓練を受けることになり、しかも一番学校内で厳しいと言われる吉川晃司(きっかわこうじ)演じる鬼教官(大河内)に当たってしまいます。
舞はあまり成績が良くなく、柏木が教えていくところから、少しずつ仲良くなっていきます。
最終的には柏木にも不得意なことが出てきて、チームみんなで克服していくことで舞と柏木の仲は急接近していきました。
「俺は、自分のダメなところを見せるのは恥ずかしいと思ってた。でも、岩倉と一緒にいると不思議と素直になれるんだ。これからもっと岩倉のことを知りたい。それにもし、もし、同じ気持ちでいてくれたらうれしい」柏木(目黒連)
そして、ついに付き合うことになったのですが、舞と柏木は別れることになってしまいます。
その別れる理由は見ている側的には納得がいかないと感じた方も多かったのではないでしょうか。
舞のお父さんが亡くなって、舞は工場を手伝うことになってしまい、柏木と目指しているものが違ってしまったことから別れてしまうことになりました。
別れずに、交際を続ける道はなかったのでしょうか。
それぞれの道を目指しながらも、交際を続けて欲しいと思った人も多かったでしょう。
「舞い上がれ!」くるみの結婚と舞のお兄ちゃんとの関係性?
山下美月(やましたみづき)演じるくるみは舞(福原遥)の同級生、たかしくん(赤楚衛二)と同じ幼馴染みです。
一人が悩めば三人で悩み、三人の友情は恋愛とは違う何かで固く結ばれていました。
横山裕(よこやまゆう)演じる舞のお兄ちゃん悠人(ゆうと)は自分の感情を表に出せない人で、両親もかなり苦労していました。
「環境が大事なんやて。どんだけ頭が良くて、どんだけ努力しても、環境が悪かったら成績は下がる。塾の先生がそう言うてた。」舞のお兄ちゃん悠人(横山裕)
舞の身体が弱く、両親が舞ばかりかまって、頭のいいお兄ちゃんはほとんど両親の愛情なく育ってしまったのが原因だったかもしれませんね。
そんなお兄ちゃんも父親が亡くなったことで、自分の中に溜めていた感情を吐き出せるようになり、自分の気持ちを周りに伝えられるようになっていきました。
そのころから、くるみのお父さん(松尾諭)とお兄ちゃんが仲良くなっていき、くるみの家に出入りするようになって、くるみとお兄ちゃんの関係はより近くなっていきました。
舞のお兄ちゃん悠人(ゆうと)の生き方から、誰かと親しくなるには素直に自分の気持ちを相手に伝えることが大切だということが伝わってきますね。
「舞い上がれ!」たかしくんと結婚した舞はどんな子だった?
舞(福原遥)は子供の時はよく熱を出す子で、都会ではなく長崎の五島列島に住んでいる祖母の祥子(高畑淳子)に預けられます。
なぜ熱を出すのか、病院で見てもらっても原因は不明、ストレスだからと都会から離れたほうがいいとお医者様から言われます。
その原因は永作博美演じる舞の母親、めぐみにあるのですが、お医者様も舞の父親、浩太もめぐみを責めることはぜず、舞を一人で祥子のもとに預けるという決断をします。
五島列島で祥子と一緒に暮らしていくうちに舞の体調は少しずつ変わっていきました。
「ちゃんと自分の気持ち言えたばい。少しずつでよか。」祥子(高畑淳子)
始めのうちは何かあるごとに舞は熱を出すのですが、日数が経つにつれ、舞の熱が上がらなくなっていきます。
祥子はなぜ舞の熱が上がってしまうのか原因を探そうとします。
舞は自分の気持ちを人に伝えたり、表に出せない子だったということがわかり、祥子は舞の気持ちを最優先にするように育てていきます。
舞は少しずつ自分の気持ちを表に出せるようになっていき、熱がでることがなくなっていったのです。
しかし、めぐみが五島列島にくると、舞の熱は再発してしまいます。
それを見た祥子は、原因はめぐみにあると確信します。
めぐみはあれこれ先立って舞にやってきてしまったことが、舞の気持ちを内に秘めさせてしまっていました。
祥子は自分の娘のめぐみにその事実を話します。
言いにくいことでも娘のめぐみと孫の舞のために伝える祥子の姿に母の偉大さを感じた人も多かったでしょう。
めぐみはそこから舞の気持ちを優先するということを心がけていきます。
幼少の頃のこの経験が、後に果敢に夢に向かって強くチャレンジする舞へと大きく変える分岐点となったのではないでしょうか。
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