仲野太賀(なかのたいが)さんがNHKの朝ドラ「虎に翼」に出演決定したことで注目が集まっています。
ファンのみなさんは、彼のご両親やご兄弟についても気になる方が多いのではないでしょうか。
芸能一家として知られる中野家って、どんな家族だったの?
お父さんって、イメージ通り怖い存在だったの?
お母さんはどんな感じの人なの?
そして、お兄さんとの兄弟仲は?
そんなみなさんのいろんな興味にお答えするべく、この記事では仲野太賀さんのご家族に焦点を当てて、出来るだけ詳しく紹介していきますね。
きっと仲野太賀さんが、演技の世界で成功を収めた背景には、家族の暖かい支えがあったことでしょう。お楽しみに!
︎仲野太賀の父親はあのチョロだって⁉正体に迫る!
仲野太賀(なかのたいが)さんの父親は、あの渋くて怖いイメージの俳優、中野英雄(なかの ひでお)さんだって知っていましたか?
父英雄さんは、鈴木保奈美(すずきほなみ)主演で木村拓哉も出演していた1992年大ヒットドラマ『愛という名のもとに』で気弱な証券マン、”チョロ”こと倉田篤(くらたあつし)を演じて一躍有名に。
でも、大先輩の小沢仁志(おざわ ひとし)さんからアドバイスされたにもかかわらず、見事に調子に乗って”天狗”になってしまいました。
しばらくは干されて、表舞台から姿を消した時期があったそうです。
おそらく、この時期の父英雄さんの経験から、息子の仲野太賀さんは「周りの人には謙虚に」という教えを受けたのでしょうね。
父親が一世を風靡したキャラクターだけに、仲野太賀さん自身も「チョロの息子」として扱われることがあったそうですが、実際のところ彼の父親はどんな人なのでしょうか?
仲野太賀さんは父親との関係について、
「仲が凄くいいんで、よくコミュニケーションを取っています」
と話しています。
父英雄さんは仲野太賀さんのことは好きすぎるというのは有名な話ですが、太賀さんが連れてくる友達にも、とても優しかったそうです。
仲野太賀さんが好きなものは父英雄さんも大好きだから良くしてもらったと、中野家を訪れた親友の染谷将太さんもコメントしています。
逆に父英雄さんは、仲野太賀さんの俳優としての伸び伸びと自由な芝居を望んでおり、彼のひたむきさを素敵だと思っているそうです。
仲野太賀さんは反抗期もなく、あまり怒られたこともなかったようですが、意外にも父親のことは怖くて反抗はできなかったみたいです。
きっと、怒ったら怖そうとコメントを残していましたが、父英雄さんは優しさの中にも、しっかり威厳がある方なのではないでしょうか。
仲野太賀さん自身も、父親との絆を大切にしているようで、中野英雄さんとの関係はとても特別なものであるように見えますね。
仲野太賀の父・中野英雄が病気と報道された真相!
仲野太賀(なかのたいが)さんの父・中野英雄(なかのひでお)さんといえば、以前はどちらかというとポッチャリしているイメージでしたよね。
それがある時から、いきなり激痩せしたんです。
その姿をみて、世間の人はあらぬ噂を立てました。
ガンになったの?とか、心の病にかかってしまったんだ?とか。
”人の口に扉は立てれない”とは言いますが、本当に根も葉もない憶測があちこちで飛び交いました。
では、一体どうして、こんなにまで急激に痩せてしまったのでしょうか?
父英雄さんが激痩せした理由は、実は、かなりしんどいダイエットをやったからなんです。
と言うのも、北野武監督の映画”アウトレイジ”に出演するための役づくりのために、かなり絞り込んだ結果とのこと。
ダイエットのために夕食はキャベツの千切りのみで、毎日10キロ以上のウォーキングと、ジムでのトレーニングも欠かしませんでした。
そのおかげで、短期間で30キロものダイエットに成功したそうです。
まるでハリウッドスター、ロバート・デ・ニーロ並ですよね。
これほどストイックに役作りできる役者さんって、そうそう居ないでしょうね。
そして、その後もリバウンドした様子がないのを見ると、体型維持のために、今でもジム通いは続けているんでしょう。
ストイックに激痩せして、柔和だった表情もスッキリとしたおかげで、逆に、精悍(せいかん)で鋭い目つきとなり、その強面(こわおもて)ぶりに磨きがかかってきたんです。
そのため今では、”新宿スワン”や、ヤクザ物などのアウトロー作品には欠かせない存在となっています。
ところで、強面の中野英雄さんからは想像もできないのですが、彼は普段からかなりのオシャレさんとしても有名なんですよ。
普通芸能人は、スタイリストさんがついているので、オシャレなんでしょっ!って思われる方もいるかもしれませんが、彼は自分でちゃんとコーディネートしているそうなんです。
それどころか、”WEAR”っていう日本最大のファッションコーディネートサイトに、なんと300以上ものコーディネートを掲載してるって言うから、ビックリですよね!
そこからとうとう、”MOBSTAR JAPAN”って言うブランドまでプロデュースするようになったそうです。
中野英雄さんは、本当に多彩な方ですね。
仲野太賀の母への特別な思い!
一方で、母親の中野多加美さんは、何と中野英雄さんが中学生時代から憧れていた先輩だったそうです。
憧れの中学時代の先輩と結婚したなんて、まるで学園ドラマさながらですよね。
想像するに、中学時代は不良でケンカに明け暮れていた英雄さんが憧れた先輩だとすると、多加美さんも、戦闘服をカッコよく着こなしている不良少女だったのでしょうか?
ここで、そんな英雄さんと多加美さんとのエピソードを1つご紹介しましょう。
それは、英雄さんが中学1年生の時に、多加美さんの誕生日に、貯金箱をプレゼントしたそうなんです。
なんとも微笑ましい青春の1ページですよね。
さらに凄いのは、妻多加美さんは結婚後も、その貯金箱を大切に使い続けていたそうです。
多加美さん、不良少女呼ばわりしてごめんなさい。
今は、中野英雄さんの個人事務所である”株式会社バクジーヒーローズクラブ”の社長さんをされているそうです。
そして、英雄さんが抜けた後でも立派に、この事務所を守り通せてるのは、この質実剛健な性格だからかもしれませんね。
エッ、英雄さんが抜けたって?と思った人もいたのではないでしょうか。
実は、中野英雄さんは、自分が作った”バグジー”には、今は所属しておらず、別のプロダクションに所属しています。
何か大人の事情がありそうで、調べてみましたが、なかなか詳しい情報が見当たりませんでした。
また、馴れ初めや詳しいプロフィールも、母多加美さんは一般人ですので、公開はされていないようです。
でも母親似と言われている仲野太賀さんの、こんなインタビューから、お顔や雰囲気を想像してみて下さい。
「母は僕の根幹にある存在だし、揺るがない基準。結構甘えん坊で、超マザコンなんですよ。僕は中学生の頃からこの仕事をしていたからか反抗期もありませんでしたし、厳しい家庭環境ではなくて、割と放任主義で、今こうなっています(笑)」仲野太賀さん
きっと優しそうな目がクリっとした愛らしいお顔なのではないでしょうか。
でも、ご自身も認める超マザコンの仲野太賀さんとお付き合いする女性は、大変かもしれませんね。
仲野太賀さんの兄弟中野武尊(タケル)さんは今どうしてる?
それじゃ、仲野太賀(なかのたいが)さんにはご兄弟はいるの?って思われますよね。
はい、お兄さんが1人、いらっしゃいますよ。
そのお兄さんのお名前は中野武尊(なかのたける)さんと言って、以前は俳優さんをやっていました。
お母さんが社長のバクジーに所属し、”先生知らないの?”、”東京爆弾”、”夜回り先生’などのテレビドラマに出演していました。
また、”実録・名古屋戦争統一への道1”や”荒ぶる獅子”などのVシネマ、そして”ベースボールキッズ”と言う映画にも出演したことがあります。
でも、どれも主演ではなく端役で大きな役には恵まれず、現在は俳優としての活動は全く見受けられません。
一体、何をされているのか不明なんです。
芸能一家の中で、いろいろと思うところがあったのかもしれませんね。
仲野太賀の朝ドラ『虎に翼』で輝く演技力!
仲野太賀(なかのたいが)さんの演技力を紹介する前に、芸能界を目指した理由について調べてみました。
もちろん、一家がみんな芸能関係であったと言うことも影響はあったでしょうが、1番のキッカケは、小学生時代に観た”ウォーターボーイズ”とのことです。
そこに出演されていた山田孝之(やまだたかゆき)さんに憧れて芸能界入りを決めたそうです。
父中野英雄(なかのひでお)さんに憧れてではなかったんですね。
2人の名前をよく見ると、お父さんは、”中野”英雄さん、そしてご本人は”仲野”太賀さん。
実は苗字の漢字が違います。
でも、決して仲野太賀さんはお父さんとの仲が悪くて、漢字を変えたわけではありません。
仲野太賀さんさんは、初めは”太賀”と言う芸名で2006年にデビューしました。
それからずっと使っていた芸名に2019年に別れを告げ、それからは”仲野太賀”を使うことにしたんです。
この時に、本名の”中野”を使わなかったのは、「”仲間”との出会いが俳優人生で財産」と言う思いから仲間の「仲」を使用しているようです。
仲野太賀さんの人柄がわかるエピソードですね。
しかし、父親と同じ苗字にしなかったから、マスコミ向けのリップサービスで「仲が凄くいいんで、よくコミュニケーションを取っています」と敢えて言っているのでは?
本当は”不仲なんじゃないの?”と、言う人もいたみたいです。
でも、父英雄さんのX(旧Twitter)を見れば、そんな噂はどこ吹く風で、自慢の息子が出るドラマや映画などの応援を呼びかける呟きで溢れてて、その親バカっぷりが分かります。
一方、それを見て仲野太賀さんは「あれほど父親が中野英雄であることを隠し続けているにも関わらず、父は『ウチの次男、太賀が出ます!』って書き込むなんて!
︎何のために苗字を取ったのかわからないとボヤいているそうです。
実は”2世俳優”の”親の七光”と言うイメージをなくすために、苗字は外そうと提案したのは父親の英雄さんだったそうです。
仲野太賀さんは「こんなにもSNSに投稿しちゃうから、そりゃすぐにバレるよね!」と呆れているみたいなのです。
何とも微笑ましい親バカぶりです。
だからすぐに、仲野太賀さんの思いとは裏腹に、「チョロの息子」と言われる時代もあったと聞きます。
こういう芸能一家で生まれ育ち、両親の熱い愛情にも恵まれている仲野太賀さんですが、初めから順風満帆な芸能生活を送っていたわけではありません。
20代前半までは割と苦労の連続だったみたいですよ。
でも、その中で、自分の演技を磨き続けた結果が、今回のNHKの朝ドラ「虎に翼」出演に繋がったんでしょうね。
そんな仲野太賀さんの演技って、世間ではどう評価されているのでしょうか?
少なくとも、彼のことを”ヘタ”と言う情報を見たことがありません。
いや、むしろ私は、とっても”ウマイ”と思っています。
父英雄さんが言うように、どんな役柄でも自然に演じることができるんですよね。
これって実は、演技の世界ではメッチャ難しくて、ここでつまずく俳優さんたちがたくさんいるそうです。
特に私は、仲野太賀さんの”泣き”の演技は超一級品だと思います。
これを自然にできる俳優さんは少ないのではないでしょうか?
無理やり涙を出そうとしているのではなく、仲野太賀さんの、自然にハラリと涙が流れるような演技に、思わずもらい泣きしちゃいそうになる人も多いのではないでしょうか?
こういう自然で、どんな役柄にもスッとハマる幅広い演技力のおかげで、ドラマや映画での出演がこんなに増えて行ったんでしょうね。
でもそんな彼にもウィークポイントがあります。
それは、三枚目のキャラが強いことでしょうか。
かっこいいのに、どこにでもいそうで、その場にスッと溶け込む彼のルックスはウィークポイントではなく強みとも言えるでしょう。
優しくてそのホンワカした柔らかい雰囲気が好きという声も多くみかけられます。
縁起の幅が広い仲野太賀さんですが、2024年4月から始まるNHKの朝ドラに出ることが決まりました。
このドラマでの太賀さんの役柄は、主人公の暮らす猪爪家に下宿している書生役です。
両親を幼い頃に亡くし、当時弁護士だった父親に憧れて弁護士を目指して大学に通っています。
でも、高等試験(今でいう司法試験)に何度も挑戦するもなかなか受からない状態。
昼間は銀行で働き、夜は司法試験の勉強に勤しむ苦学生です。
実は仲野太賀さんが、朝ドラに出演するのは今回で2回目、2013年の”あまちゃん”以来になります。
そして、仲野太賀さんが”寅に翼”で演じる佐田優三(さだゆうぞう)は、どこか気弱で、オドオドしていて、頼り甲斐がなさそうな雰囲気です。
しかし、その一方で優しくて、でも芯のある人柄だそうです。
仲野太賀さんは、台本を読めば読むほど、この佐田優三に惹かれていったそうです。
どうですか?太賀さんこそ、この役に間違いなくハマるって、皆さんは思いませんか?
主役じゃないんですが、名脇役になれる最高のポジションですよね。
また、主演の伊藤沙莉(いとうさいり)さんについては、彼女が主演を張るんだから、このドラマは絶対ヒットするって確信したらしいですよ。
舞台は、ヒロイン演じる虎子(ともこ)が、日本初の女性弁護士で、後に裁判官になり、戦後の混乱した中で、迷える子供たちや、追い詰められた女性たちを救っていく実話に基づく物語です。
4月1日から始まる「虎に翼」。
早く始まらないかと、今からワクワクしますが、仲野太賀さんがこのドラマの中で、イキイキと、そして自然に演じる姿を楽しみに待ちましょう。
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