水上恒司さんの読み方は(ミズカミコウシ)です。
改名前の名前の岡田健史(おかだけんし)と言ったほうがわかる人も多いでしょうか。
水上恒司は2023年10月3日〜放送の朝ドラ「ブギウギ」でヒロインと恋に落ちる村山愛助役を演じます。
お互いに思い合っているが恋の障害が二人を阻むのかが見どころの重要な役になるのではないでしょうか。
水上恒司は1995年5月12日生まれで現在24歳、2018年10月の19歳の時に「中学生日記」で教師(有村架純)と恋に落ちる役でデビューしています。
代表作もたくさんあり、2020年放送の星野源と綾野剛主演の「MIU404」で九重世人(ココノエヨヒト)役や2021年には大河ドラマの「青天を衝け」で尾高平九郎役を演じました。
ドラマに映画、CMとデビューしてから順調な役者人生をスタートしていましたが、2021年4月以降、急にメディアで見ることが減っていきました。
岡田健史という名前から本名の水上恒司に改名したことと関係あるのでしょうか。
本記事では、水上恒司が改名に至った驚くべき理由や水上恒司の人間性を作り上げた原点である野球について紹介しています。
水上恒司はなぜ改名?岡田健史から本名に!覚悟の証?
2022年8月31日に岡田健史( オカダケンシ)から本名の水上恒司(ミズカミコウシ)に改名したのには理由があります。
岡田健史の芸名は知名度もあり、決してマイナスなイメージもないので改名するメリットはあまり見つかりません。
しかし、改名したのは事務所の退所が一番の理由に考えられるでしょう。
岡田健史という名前は、元事務所(スイートパワー)社長(岡田真弓さん)の名前にちなんで、名付けられています。
水上恒司のデビューは社長のスカウトですが、自分の姓を芸名にいれるほど思い入れがあった人財だったのでしょう。
当時、野球に熱中していて断り続けていた水上恒司に社長が、中学1年から5年間、ラブコールを送り続けてデビューに至ったそうです。
しかし、水上恒司が契約解除を求めて裁判を起こしました。
最初の1年半は給料をほとんどもらえていないことや監視されている生活など様々な理由が噂されています。
しかし、最も考えられるのは辞めていく社員が多く、作品選びや準備期間での不信感が大きかったのではないでしょうか。
決定的なのは、社長の暴言でのパワハラと所属タレントに対するセクハラが週刊誌に掲載され、水上恒司は契約満了を待たず寮を出、弁護士と一緒に退社を社長に申し出ています。
週刊誌は事実ではないことや先の仕事が決まっていること、契約期間がまだ残っていることを理由に、社長は契約解除を認めなかったので、裁判となりました。
襟を正して私生活をおくらないといけないと語っているように、真面目に真摯に芝居に取り組んでいる水上恒司にとっては事務所(社長)の体制は我慢できなかったのでしょう。
訴えたのは2021年4月に始まり、2021年8月31日に円満解決となっていますが、その内容は約2年後の2023年3月31までは契約解除しないという内容でした。
その後、2022年8月31日に半年前倒して契約解除が発表されていますが、1年と4か月の間、解決しないままの状態だったので、水上恒司にとって辛い時期だったことでしょう。
現在は事務所には所属しておらず、合同会社HAKUと業務提携を結んでいます。
合同会社HAKUはクリエーターのプロデュースやマネジメントする会社で業務提携しているタレントは、今のところ水上恒司のみになります。
水上恒司という本名に対して誇りのある名前だと語っているように、自分の人生を後悔なく生きてきたことがわかります。
大切にしている名前に改名したことは、心機一転、自由に一から、これまでの人生に恥かしくないような再スタートをきるという水上恒司の覚悟を感じさせてくれますね。
水上恒司は野球で甲子園を目指す?大切な人間性を学んだ部活!
水上恒司が野球を始めたのは小学校2年生で、高校卒業まで約11年間続けました。
現在24歳なので、人生の半分はプロ野球選手の夢を叶えるため、高校で甲子園を目指すほど本気で野球してきたので、俳優となった今も野球の影響は大きいといえるでしょう。
小学校・中学校の時期は40年の歴史あるヤング福岡ライナーズに所属し、高校は強豪である長崎県の創成館高等学校に特待生で合格しました。
創成館高等学校は夏の甲子園には、今年(2023年)、3回目で5年ぶりの出場を果たしました。
ポジションがキャッチャーの水上恒司は強豪であるだけに部員も約120名いて、レギュラーになるのは難しかったそうです。
しかし、副主将としてチームに貢献し、高3の夏にはスタメンで出る試合もあり、腐らずに努力する野球人生を送ったことがわかりますね。
甲子園には準々決勝で惜しくも1点差で敗れ、行けなかったそうです。
本気で取り組んでいたから俳優にも活かせる野球から大切なものを得ました。
・礼儀
・目標や夢を実現させるための努力をコツコツと重ねること
・部員120名の中で野球をしたことで、俳優という仕事でも自分ありきではなく、自分は作品を作るためのお互いに支え合う一員(歯車)にすぎないという感覚。
・身体的なハードさは野球時代を超えることはないだろうから、多少きついことでも乗り切れる
野球部での経験は体も精神面でも、今の水上恒司の成功の糧となっているのがよくわかりますね。
部活を引退後、将来は野球に携わる仕事を考えていましたが、俳優を目指すことになったきっかけは、演劇部の先生に大会にでないかと誘われたことでした。
「髪を梳かす八月」という創作劇で水上恒司は長崎に原爆が落ちる1時間前を描いた主人公の従妹役を演じ、勝ち進む中で言い表せない感動を感じたのが俳優に進むきっかけです。
現在は野球にかけていた情熱とおなじくらい、俳優に注いでいます。
朝ドラ「ブギウギ」でも、
「ウキウキすることは台本をもつこと」
と言っていて、いつもお芝居のことを考えていることが伝わってきますね。
まとめ
事務所問題で干されているのかという噂も一時期はありましたが、無事、事務所を退所できました。
2023年に入り、7月には「真夏のシンデレラ」で、ライフセーバーと医師で片思いをする役を演じ、活躍の場が少しずつ増えていくのではないでしょうか。
演技にはいつも定評がある水上恒司ですが、「真夏のシンデレラ」では賛否両論でした。
「演技がくさくて、こんなに下手だったけ?」
という意見がある一方、
「難しい役ほど輝く俳優で演技がうまい。存在感がある」
という意見も多数ありました。
凄く良いという人と悪いという人のどちらかに振り切った意見が多いのも面白いですね。
酷評の人の意見も、いつももっと上手いのにと認めた上での意見でした。
朝ドラ「ブギウギ」でも、演技が楽しみな人でヒロインの趣里(シュリ)と草彅剛(クサナギツヨシ)に続き水上恒司の名前が挙がっていました。
朝ドラには初出演になりますが、水上恒司を知る年齢層も今後の活躍も一気に広がることでしょう。
野球部仕込みの芯をもつ水上恒司の改名での新しいスタートを応援しつつ、今後の作品に期待が膨らみますね。
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