2023年10月2日から放送が開始されていますNHK「連続テレビ小説」第109作目の朝ドラ「ブギウギ」、2024年3月29日まで放送が予定されていて、話の内容が終盤になってきています。
お話のモデルは、ブギの女王と言われた大スター笠置シヅ子(かさぎしづこ)さん、本名亀井静子(かめいしずこ)さんの役を趣里(しゅり)さんが演じ、福来スズ子として描かれます。
その笠置シヅ子さんが唯一愛した男性、吉本穎右(よしもとえいすけ)さん、役名村山愛助(むらやまあいすけ)を水上恒司(みずかみこうし)さんが演じています。
本記事ではスズ子と愛助の結末や結婚できるのか、スズ子との馴初め、また愛助の病についてのあらすじを紹介しています。
「ブギウギ」愛助はどうなる?結末の前にスズ子と愛助!モデルの結末は?
笠置シヅ子(かさぎしづこ)さんと吉本穎右(よしもとえいすけ)さんは結婚しなかったものの、女の子を一人さずかっています。
そして、吉本頴右さんは自分の子供の顔を見ることなく亡くなりました。
ブギウギではどのような結末が描かれるのでしょうか。
実話と同じく、愛助さんは自分の子供の顔を見ることなく、亡くなっていってしまうのでしょうか。
子供ができたことで生きる力を感じ、結核が治るというエピソードになってくれれば、ハッピーエンドで嬉しいですが、そうはならなそうですね。
第18週「あんたと一緒に生きるで」では、愛助の母に結婚を許してもらうために愛助は実家に帰りスズ子と離れ離れになります。
愛助はスズ子を気遣い、悪化していく病状をスズ子には伝えません。
スズ子も愛助もお互いを気遣うがあまり、愛助との残り少ない時間を一緒に過ごせないまま時が過ぎていきます。
愛助を心配しつつも、一緒に過ごせる日を信じて、仕事と出産に励むスズ子。
自分の死を悟りながらも、最後までスズ子の成功とお腹の子が無事に生まれるよう心配をかけず励まし続ける愛助。
愛助と村山を思い、スズ子が仕事を辞めなければ愛助との結婚やお腹の子供を村山の子とは認めない小雪(こゆき)さん演じる愛助の母・トミ。
第18週「あんたと一緒に生きるで」は、それぞれの思いが複雑に絡み合い、葛藤し、気持ちがどのように変化していくのか見どころの週となります。
「ブギウギ」愛助の病気は治る?結婚を母トミ(小雪)が反対!
愛助(あいすけ)の病気は結核です。
「結核とは、結核菌に感染することによって発症する病気です。結核菌は空気感染するため、空気中に存在する結核菌を吸い込むことが感染のきっかけとなります。結核菌を吸い込んでもすぐに結核になるわけではなく、多くは体の免疫によって発病は抑えられます。しかし、何らかの要因で感染者の免疫力が低下した場合、肺の内に残った結核菌が活動を始め、症状を引き起こすこともあります。」(メディカルノート引用)
昔の結核は、治らない疾患と言われていたにも関わらず、愛助は元気を取り戻し、完治はしていないものの、普通の人と同じように勉強したり、働いたりできていました。
しかし、身体が弱いということは、少しの疲れやストレスなどでさえも、命に関わってしまうということでしょう。
2024年1月現在、コロナウイルスの日本人の認識は落ち着いてきてはいるものの、昔でいう結核はコロナウイルスと同じような怖い疾患であるのではいかと思います。
結核は現在では治せる疾患。コロナウイルスは重症化すると死に至る疾患。
どちらも肺が弱ってしまう疾患です。
愛する人がそばにいて、生きる活力になることは確かです。
愛助は愛する人から離れてしまい、子供ができたという嬉しいニュースがあっても、母親の村山トミ(小雪)からの大反対が愛助にとって大きなストレスとなってしまったかもしれませんね。
自分の子供ですから愛助を大切に思ってのことで、スズ子に任せられないと思うトミの気持ちも分からなくありません。
しかし、トミは大阪に愛助を連れて帰りましたが、スズ子と結婚させてあげることが愛助の一番の幸せにつながったのではないでしょうか。
母親が子を思う気持ちは強く計り知れないだけに、トミには愛助のために何が一番必要かの真意が見えなくなってしまっていたのかもしれませんね。
また、村山の社長としての責任もあったでしょう。
手紙に込めた愛助の思い?子供の名に託した思いは?
病床の中、愛助は母トミに
「スズ子さんの明るさが僕を救ってくれた。僕を救ってくれた女性はお母ちゃん以外ではスズ子さんだけだ」
と伝えます。
母トミは元気になればなんでも愛助のたのみを聞くと結婚を許しました。
愛助のスズ子と絶対結婚するという思いが伝わったのでしょう。
スズ子も、愛助の着物を抱きしめながら、無事に女の子を出産しました。
しかし、愛助も最後まで生きる気持ちを持ち続けましたが、思いむなしく母トミに見守れながら、亡くなってしまいます。
最後まで愛助とスズ子は会うことなく、愛助は子供の顔を見ることなく亡くなってしまいました。
せめて、会わせてあげたかったと思った人も多かったのではないでしょうか。
最後に愛助はスズ子に力を振り絞って、手紙を書いていましたね。
愛助の最後の手紙の内容は、自分がいなくなったあとに落胆するだろうスズ子を励ます内容でした。
「元気がない時は歌って」
とスズ子のことを愛助はよく理解していたことを感じられますね。
そして、愛助は子供の名前を女の子なら愛子と愛助の愛の字を取って名付けました。
愛助の愛の字は誰からも愛される人にと願いを込めて付けられたそうです。
愛子と生きていく力をスズ子は愛助の手紙からもらったのではないでしょうか。
「ブギウギ」結婚できる?愛助とスズ子の馴初めについて!
昭和18年。スズ子とその楽団たちは順調に地方公演を続けていました。
愛助(あいすけ)とスズ子の出会いは、公演で愛知を訪れた時、愛助がスズ子のファンだと紹介されたことがきっかけです。
スズ子が愛助と出会った瞬間、スズ子の今は亡き大切な弟・六郎(黒崎煌代)を思い出してしまいます。
スズ子たちが宿に着いて、宿代を払おうとしたとき、富田望生(とみたみう)さん演じる小夜(さよ)がお金を盗まれたと言い出します。
そのタイミングで宿に入ってきた愛助が怪しまれますが、愛助はもちろん盗んでおらず、スズ子は無礼のお詫びに宿の食事を一緒にしましょうと誘います。
そのあと、愛助と帰りが一緒になることを知り、同じ汽車で帰り、愛助からスズ子の下宿先まで手紙が届くようになりました。
スズ子は弟と同じような感覚で、小夜も交えて愛助と会っていましたが、愛助とスズ子の不可解な行動に周りが黙っていませんでした。
周りが騒いだことで愛助とスズ子は意識し始め、お互いに本気で好きなんだと確信します。
そして、反対されるまま、交際をスタートさせます。
スズ子は亡き六郎を思い出すたびに、愛助もいなくなってしまうのではと心配しますが、愛助は結核の疾患を持ちながらも懸命に自分の全力で生きようとします。
「残されたものは残されたなりの生き方をしなければならない」
とスズ子との時間を大切にします。
そのころ、愛助の病状が悪化し、スズ子はちょうど歌う仕事もなくなっていたこともあり、愛助の看病を献身にしました。
そのスズ子の姿を見て、愛助の母トミ(小雪)は2人が一緒にいることを容認します。
2人の幸せな時が続く中でトミは愛助の結婚について考えます。
愛助と結婚できる女性は歌手ではダメで、いつもそばにいて献身的に愛助のために尽くせる人でなければならないと、愛助とスズ子にまた危機が訪れます。
しかし、愛助とスズ子をずっと見てきた黒田有(くろだたもつ)演じる坂口(さかぐち)は2人だけの生活が続けられるように、うまくトミに話をつけてくれます。
周りに支えられながら愛助とスズ子の幸せは続いていくなか、愛助の仕事も順調になっていき、トミからスズ子との結婚を許すという話が出ます。
2人は喜びますが、結婚の条件としてスズ子が歌手を辞めなければ結婚できないというものでした。
スズ子と愛助は悩みますが、愛助は
「スズ子さんが歌手をやめるなんてことは日本の損失で、考えていない!」「村山を出る!」
という覚悟を知った坂口と近藤芳正(こんどうよしまさ)さん演じる山下がトミを説得しますが、今回、トミは絶対に折れません。
その最中、愛助はまた喀血してしまい、入院してしまいます。
まとめ
スズ子と愛助の恋の行方や愛助の病気、スズ子の出産、ジャズカルメンの舞台、そして愛助の精一杯生きる姿、スズ子の出産とますます今後の展開が気になりますね。
愛助を演じる水上恒司(みずかみこうし)さんについてはこちら↓
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