らんまん「藤丸(前原瑞樹さん)」の名言・役柄・モデルを知って朝ドラを2倍楽しもう!

優しさと気弱さを持ち合わせる万太郎(神木隆之介さん)の東大での最初の友達の一人である藤丸次郎(前原瑞樹さん)の魅力を徹底解説しています。

あさイチにもゲスト出演することからも分かるように、藤丸(前原瑞樹さん)の言動に注目したいところです。

優しさと気弱さを持ち合わせる藤丸について以下のことを知ることで、思い入れも深まり、「らんまん」を2倍楽しく見れるでしょう。

「らんまん」名言|藤丸君(前原瑞樹さん)編(第15週)あさイチ出演

「らんまんの藤丸次郎君」こと前原瑞樹さんが2023/7/20(木)にあさイチのゲストとして出演することからもわかるように、今週は藤丸君がキーパーソンの週でしょう。

藤丸の名言

「誰が発表したって花は花でしょ」

「どんなに研究したって明日全て無駄になるかもしれない。新種発表とか名づけとか、そんな争いはしたくない」

「トガクシソウ」は田邊教授(要潤さん)が発表しようと準備していた植物。

しかし、留学中のケンブリッジ大学に留学中の伊藤孝光(落合モトキさん)によって先に論文が発表されてしまった。

「新種の発表は一刻を争うものでどんなに努力しても、一手負ければそれで終わり。それが学者の世界」

というみんなの言葉に心がついていかない藤丸君が発した言葉です。

藤丸の優しさと他人にいわせれば弱さともいうべき人柄が見えるシーンでしたが、万太郎(神木隆之介さん)も浮かない顔で藤丸とみんなの会話に何かを感じているようでした。

 

らんまん「藤丸次郎(前原瑞樹さん)」の役柄!気弱だが優しいキャラクター・性格について!

らんまんの藤丸次郎(前原瑞樹さん)は気弱だけど優しく、繊細な性格は以下のシーンからもわかります。

 

・うさぎをとても可愛がっている

最初は拒絶して距離をおいていた万太郎(神木隆之介さん)と仲良くなったのも、

うさぎのためにえさの「シロツメクサ」を万太郎がもってきたことがきっかけの1つです。

「万さんは、教授とは違うかもしれない」

と「動物に優しくできる人に悪い人はいない」と万太郎(神木隆之介さん)の優しい人柄を直感的に感じたのかもしれません。

「トガクシソウ」が先に発表されてしまった件について、みんなと口論になった後も、うさぎのところに行き、「まだ寒いね」と話しかけ、藤丸が辛い時はうさぎと共にあります。

 

・講義の準備や提出物に追われている

英語が苦手な藤丸君(前原瑞樹さん)はいつも、大学の講義の予習や宿題、提出物、論文の準備などに追われ、不安そうな姿を最初のほうは特に見かけました。

しかし、万太郎(神木隆之介さん)に会い人柄にふれ、一緒に植物学雑誌を準備する頃には、生き生きとした姿が見られるようになってきました。

 

藤丸次郎のモデルは実在する?

藤丸次郎(前原瑞樹さん)のモデルについて公式の発表はありません。

しかし、モデルと思われる実在する人物はいます。

モデルの1人に田中延次郎(たなか のぶじろう)さんが挙げられるでしょう。

 

藤丸次郎(前原瑞樹さん)と田中延次郎さんとの共通点!

・田中延次郎さんは江戸・千住南組の酒問屋の長男で、藤丸の実家も酒問屋です。

・田中延次郎さんは東京帝国大学理科大学植物学科を卒業していて、藤丸も東京大学植物学科の2年生です。

・田中延次郎さんは「植物学雑誌」で「すっぽんたけの生長」を執筆していて、藤丸が研究したいテーマもきのこについてです。

田中延次郎さんは1889年に東大卒業後、1892年から愛知県桑樹萎縮病試験委員の役割を果たし植物病理学分野に貢献し、1897年にはドイツに留学して酵母の研究しています。

植物学雑誌で執筆した論文には以下のものがあります。

1887年 すつぽんたけノ生長
1887年 黴の記 第一
1887年 ちやだいごけ一種
1888年 茯苓 (第一五版)
1889年 しひたけノ學名ニ就テ
1890年 日本菌類學大意
1890年 桑あかさび病菌の屬名

日本で初めて近代菌類学書である『日本菌類図説』を書いたのは田中延次郎さんです。

気弱な藤丸(前原瑞樹さん)のモデルが田中延次郎さんと考えると、実績を残し留学など積極的に行動していく藤丸の姿がこれから見られることが楽しみです。

 

藤丸役の前原瑞樹さんはどんな俳優さん?

前原瑞樹さんは、1992年10月生まれ(2023年10月に31歳を迎える)で、長崎県出身です。

代表作には以下の作品があります。

・NHK連続テレビ小説「舞い上がれ」【むっちゃんこと椿山修役】

・風間公親 教場 第7話【元木いちろう役】

・東京リベンジャーズ【主人公(北村匠海さん)のバイト先の店長役】

 東京リベンジャーズ2

・NHKよるドラ「恋せぬふたり」第7第8回【水谷役】

・賭ケグルイ【真能寺役】

・NHK連続テレビ小説「ひよっこ」【優子の夫役で初恋の人-水産物加工工場の息子】

前原瑞樹さんの夢は弁護士でしたが、浅田真央選手のバンクーバーオリンピックでの演技をみて俳優を目指すようになり、大学は明治大学文学部演劇学専攻に進学しています。

このことからも、前原瑞樹さんが情熱的で心豊かな俳優さんであることがイメージできるのではないでしょうか。

 

藤丸君(前原瑞樹さん)の予告・今後

1つ心配なことはモデルと想定する田中延次郎さんの最後は、桑樹萎縮病調査会がなくなった後、就職口がなかったことや最愛の妻を亡くし、精神病を患ってしまったことです。

「らんまん」での藤丸(前原瑞樹さん)は大学をやめてしまうのか、今週いろいろと迷走しそうですが、乗り越えていくことを信じて、次回を楽しみにしましょう。

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