「イ・サン」ホングギョンの最後!実在?演じるハン・サンジンの現在?出演ドラマ?

(66話・67話・68話)

「イ・サン」でホン・グギョンは王が世孫の頃から仕えている信頼する臣下でしたが、妹を側室に迎えた頃から、権力の欲にまみれ、想像妊娠を隠した妹をかばい王を欺きます。

また、王の宿敵であるテビ(キム・ヨジン)との内通をヒョイ王妃(パク・ウネ)に知られてしまい、その事実を隠そうとヒョイ王妃に対して恐ろしいことを企てます。

ホン・グギョンにどのような刑が下されるのか気になるところですね。

王をはじめ、これまでのホン・グギョンを慕ってきた者たちは、昔のホン・グギョンに戻ってほしいと願いますが、悲しい結末になってしまうのでしょうか。

ドラマ「イ・サン」ホン・グギョンの結末?

ホン・グギョン(ハン・サンジン)は宴(うたげ)でヒョイ王妃(パク・ウネ)の口封じをたくらみます。

ホングギョンはヒョイ王妃にテビ様(キム・ヨジン)と内通していたことを知られ、王様に
行幸(ぎょうこう)が終わったら伝えると言われていました。

テビは王(サン)の影の一番の宿敵・首謀者だったので、ホングギョンは王様への裏切りとなる内通が明らかになることを恐れました。

ホングギョンには自分や身内を保身する気持ちも、もちろん、あったと思いますが、大切に思う王様に自分の行いを知られたくなかったのでしょう。

王様にそんな忠心を誓う心があるのに、間違った行いをなぜ、ホングギョンはしてしまったのでしょう。

どこかで踏みとどまれなかったのかと残念に思います。

しかし、ホングギョンは思い直し、ヒョイ王妃への企ての取りやめを命じ、寸前のところで実行されませんでした。

しかし、宴には王妃ではなく王様が出席し、毒味をしたのが、謎の水刺間(スラッカン)ということが分かり、大騒ぎになります。

外に出ることを全員、禁じられました。

ホン・グギョンにすぐに逃げろと言われていた水刺間(スラッカン)は逃げきれず、自害しました。

そして、ついに、ホングギョンも捕まりました。

ホングギョンがヒョイ王妃に対する企ての首謀者だとわかり、大逆罪を命じなければいけない王は心を痛めます。

何とか命だけは助けてあげたいが、王としてそれはしてはいけないこともわかっていました。

王はホングギョンのことを部下ではなく、志を共にし、改革を進める同志と思っていたのでしょう。

そして、これからも一緒にやっていきたい改革もたくさんありました。

それくらい大切な臣下に重刑を言い渡さないといけない王の辛さや悔しさは計り知れなかったでしょう。

一方、心を痛めていたのは王だけではなく、王の友で護衛官のテス(イ・ジョンス)も一緒です。

テスはホングギョンのおかげで今があると感謝していたし、尊敬もしていました。

信じて信頼していた分、ホングギョンが道を誤ってしまった姿に大きくショックを受けたのでしょう。

テスは焼け酒を飲んでいましたが、一緒に住むおじさんタルホ(イ・ヒド)から、ホングギョンはヒョイ王妃への企てを取りやめるように伝えていたことを知り、王宮殿に走ります。

王宮殿では、本日ホン・グギョンへの刑が王より言い渡されることになっていました。

王はどういう裁きをホン・グギョンに下したのでしょうか。

王が下したホン・グギョンの裁きは?詳細に迫る!

ホン・グギョンは王妃への企ての首謀者だが思いとどまったので、死罪は免れ流刑となりました。

テスが王様の裁きの言い渡し前に間に合い、ホン・グギョンの企てが未遂だったことを伝えたのでしょう。

王がホン・グギョンの命だけは助けてあげられたことに、一番ほっとしていたに違いありません。

王はホン・グギョンに、もう何も望まないと伝えましたが、隊長の座にホン・グギョン以外を据えたくないと側室であり友のソンヨン(ハン・ジミン)にこぼします。

ソンヨンは王が本当はホン・グギョンを恋しがっていること、罪は許せなくてもホン・グギョンのことを最初から許していたし、許して良いことを伝えます。

いつも、王が迷い辛い時には、ソンヨンが王の気持ちを理解し前を向けるように背中を押していますね。

ソンヨンは控えめで決して前に出ようとはしませんが、いつも影で王の心を支えているのでしょう。

王はホン・グギョンがどうしているか心を痛め気になっていましたが、なかなかホン・グギョンの元を訪れることはできませんでした。

テスたちと共に王がホン・グギョンに会いに行ったときには、重い病で気を失っていました。

意識が戻った時にホン・グギョンの目の前に王がいました。

もっと早くくればよかったと詫びる王にホン・グギョンは、王様への忠誠心だけは偽りがなかったこと、王にしてもらったことに感謝していることを伝えます。

王とテスに見守られながら、ホン・グギョンは息を引き取りました。

王もテスもホン・グギョンとの別れに涙をこぼして悲しみました。

これが、ホン・グギョンの最後でした。

ホン・グギョンの最後に立ち会えなければ王はいっそう心を痛めていたでしょう。

最後まで王に忠誠心をもっていたホン・グギョンなので、このような結末になってしまったことは残念です。

しかし、過ちを犯しても王や部下にこんなにも慕われていたのには、ホン・グギョンの本来の人柄や過去の功績が大きかったことの証明でもあるでしょう。

「イ・サン」ホン・グギョンは実在する?

ホン・グギョンは実在します。

洪国栄(ホングギョン=コウコクエイ)という人物は、1774年頃から李氏朝鮮時代第22代国王が未だ世孫だった頃から仕えていました。

世孫が記した「賢閣法語」には洪国栄の語った言葉がよく記されています。

洪国栄は世孫にとって、影響を及ぼすほどの大切な重臣であることが分かるでしょう。

世孫の代理政聴(王の許しを得て政治を王の代わりに行う役目)の任命されたことに反対する者達を弾劾したことからも、洪国栄の貢献度はかなり大きいです。

世孫から王になってからも洪国栄は以下のように権力をどんどんもち、王の信頼を集めています。

承政院の同副承旨(王命の取り次ぎ)→都承旨( 承旨のトップ)→守禦庁の長官(軍事権有り)→禁衛営大将(首都の防衛)→宿衛所長官(王様を護衛する隊)

妹を王の側室にしているが、妹は1年で亡くなっています。

また、恩彦君の子を妹の養子にしました。

養子を王の跡継ぎにしようと、だんだん傲慢になっていきます。

これに反対する意見が出て、洪国栄は極刑が出されることを恐れ、その前に辞職します。

しかし、王が洪国栄の顔色をうかがっているなら王は自由ではないから流刑にという声すらあがり、洪国栄は流刑となります。

洪国栄の命は助けてもらえたものの、酒におぼれるようになり、1781年4月に34歳の若さで、病気によって息を引き取っています。

以上のように、洪国栄は1774年から1781年まで、日本では江戸時代の頃、約7年間、李氏朝鮮時代第22代国王に仕えました。

ドラマ「イ・サン」の王とホン・グギョンのように最後まで心はつながっている同志だったかはわかりませんが、第22代国王にとって大きな存在ある臣下だったことに間違いないでしょう。

「イ・サン」ホン・グギョン演じるハン・サンジンの現在は?馬医・ヘチにも出演!奥様は?

ハン・サンジンさんは1977年12月9日生まれで2023年8月現在45歳です。

代表作には「馬医」や「ヘチ」など多数あります。

ハン・サンジンは「馬医」では、王の顕宗(ヒョンジョン王)役を演じました。

顕宗(ヒョンジョン)が王になったのは朝鮮王朝第18代ですので、「イ・サン」のホン・グギョンが仕えた朝鮮王朝第22代国王より4代前の国王役ですね。

「ヘチ王座への道」では、ウィ・ビョンジュ役で、司憲府(サホンブ)の監察を演じています。

また、ハン・サンジンが売れるきっかけとなったドラマは「白い巨塔」で、外科医局長を演じ、MBC演技大賞男性新人賞で表彰され注目されました。

デビューは俳優デビューではなく、182cmの高身長を活かして、モデルデビューです。

奥様が、朴正恩(パク・チョンウン)さんというバスケット選手で2004年に結婚していて、白い巨塔が2007年放送なので、売れる前の時期に結婚しています。

ハン・サンジンもバスケットを高校でやっていたこともあり、奥様(パク・チョンウン)のファンだったことがきっかけです。

奥様は三星生命に所属し、バスケットで国家の代表としても活躍していました。
後にバスケットのコーチをしているすごい選手です。

ハン・サンジンが奥様の試合を応援しに行く姿もあり、好きなことが共通していて素敵な夫婦ですね。

その他、ハン・サンジンは2021年には「国家代表ワイフ」でチョヒ (ハン・ダガム)の夫ナムグ役も演じています。

現代ものも歴史ものも幅広く演じられる俳優さんです。

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