「虎に翼」 2週目の感想・考察:「女三人寄ればかしましい?」山田よねは敵ではなく同士?

「虎に翼」の第1週目が終わりましたが、大反響で視聴した人は続きが気になって仕方ないのではないでしょうか。

本記事ではこれまでの見どころ・評価を口コミを交えて紹介します。

また、2週目「女三人寄ればかしましい?」についても感想や考察していきます。

「女三人寄ればかしましい?」とは女が三人集まったらうるさいという意味です。

タイトルどおり、女が独りで弱いなら集まって強さを見せるスカッとする2週目になります。

また、朝ドラ「虎に翼」は人生において、大切なことや成功の秘訣がいっぱい!!!こちらも紹介しています。

1週目見逃した方も、本記事を読んでいただければ、「虎に翼」をよりおもしろく、より深く見れるでしょう!

朝ドラ「虎に翼」口コミや評価:「女三人寄ればかしましい?」

「虎に翼」が大好評の理由は、次の3つの理由が考えられます。

①母・はる(石田ゆり子)との愛ある対決

尊敬する母・はる(石田ゆり子)対ヒロイン寅子(伊藤沙莉)の対決です。

寅子(ともこ)が結婚ではなく、自分の力を試す道に進むことに大反対するラスボスが母の存在です。

母・はるが寅子を説得する顔、また、静かに沈黙する顔・姿、どちらも名演技で、とっても怖かったですね。

寅子は母に賛成してもらえるのか、夢を断念するのか、絶縁してでも自分の意思を貫くのか、ハラハラして、次話が気になる展開でした。

現実では寅子(ともこ)のように、こんなに冷静に言葉を選んで伝えられないのではないかと思います。

親子だからこそ、感情的な言葉を選んでしまいがちですが、寅子のようなことばをチョイスできるのは、母・はると寅子の親子関係に秘密があるのでしょう。

気になる方は、下記も是非読んでみてください。

虎に翼の口コミ・評価は?感想・考察してみた!1週目【女賢しくて牛売り損なう?】

②ユーモアや笑いあり・テンポ良い!

飽きさせないのは「クスッ」と笑える場面が多かったことですね。

前評判で伊藤沙莉(いとうさいり)さんが主演なら、おもしろくなるに違いないというコメントが視聴者と俳優陣から多かった理由が1週目にしてわかりました。

伊藤沙莉(いとうさいり)さんは表情で笑わせ、言葉で笑わせ、コミカルな演技が絶品な俳優さんである印象を受けました。

また、「虎に翼」のストーリーは、寅子(ともこ)が一つひとつ解決していく展開が早く、視聴者の「どうなる?」の答えに早くたどり着くので、もどかしさがありません。

しかも、すぐわかるだけでなく、次の課題も同時に準備されているので、のめり込む人が多いのではないでしょうか。

③個性的な俳優陣の活躍:森田望智の演技にコメント殺到?

「虎に翼」の俳優陣は、主演の伊藤沙莉(いとうさいり)さんを筆頭に母・はる、父、兄、親友、法律の先生方と強烈な個性があるキャラクターを演じていますよね。

身近にこんな人達がいたら、毎日楽しいだろうなと思うくらい俳優陣の演技が光っていて、「虎に翼」が面白い大きな理由でしょう。

なかでも、今回ピックアップしたいのは、寅子の親友・花江(はなえ)を演じる森田望智(もりたみさと)さんです。

花江は寅子の兄・直道(上川周作)と結婚することが夢ですが、

「女がやりたいことを叶えるには、どんな道でも大変なのよ」

と言ってたのが印象的でしたね。

花江は見た目はお嬢様のようにかわいいが、手に入れたいもののためには計算的でしたたかです。

それなのに、直道に一目ぼれした出来事は、「なんて、かわいらしい」と感じさせるギャップあるエピソードでした。

癖が強すぎて、花江の大ファンになった人も、逆にちょっと嫌悪感を感じてしまった人もいるようですね。

プラスのコメントはもちろん、マイナスのコメントは視聴者を花江という役にのめり込ませた証拠です。

それほど、森田望智さんの演技力が素晴らしかったということでしょう。

「虎に翼」楽しめない理由?「女三人寄ればかしましい?」

猪爪寅子(いのつめともこ)のモデル・三淵嘉子(みぶちよしこ)さんの人生から、心から笑えないという声もあります。

誰にでも悲しいことがあるように、寅子の人生も良いこともあり、辛いこともあるでしょう。

楽しいこと幸せなことも、たくさんあるのですから、先を考えず、是非、今の話の展開を楽しみたいですね。

「虎に翼」の感想や意見・考察!:「女三人寄ればかしましい?」

明律大学女子部での生活がスタートしました。

新しい道を切り開こうとしている女性の集まりだけに、同期はかなりの個性派ぞろい。

桜井ユキさん演じる桜川涼子や平岩紙(ひらいわかみ)さんの大庭 梅子、ハ・ヨンスの崔香淑、なかでも一番印象的だったのは土居志央梨(どいしおり)さんの山田よねでしたね。

ヒロイン寅子(伊藤沙莉)VS山田よね(土居志央梨)

初日からバチバチの2人。

土居志央梨(どいしおり)演じる山田よねは自分にはもちろんですが、泣いている人にそれくらいで泣くな、つい寝てしまった人に教室から出ていけと他人にもかなりきびしいです。

寅子(ともこ)もヘラヘラするなと一括されていましたね。

これだけ、厳しい人柄になるには、山田よねの人生で覚悟を決める何かがあったと考察できます。

自分自身が女性が見下されるような悲しい出来事があったのか、大切な身近な誰かが悲しく悔しい思いをしたのか、裁判の視聴をする中で判決に不公平さを感じているのか。

山田よねの同期先輩問わず、他人の態度を甘いと思い、異常にイライラしてしまう態度にもう少し他人に共感したり、寄り添えないかなと思った人も多いのではないでしょうか。

しかし、空気を壊し一番強く見える山田よねに、なぜか、辛い過去があるのでは?何と戦っているの?と連想させられ、だいじょうぶ?と心配にさえなります。

ヒロイン寅子(伊藤沙莉)のここがすごい!成功の理由!

成功する人には理由があります。

猪爪寅子(いのつめともこ)が成功した理由を考察しました。

寅子(伊藤沙莉)の成功の理由①:何にも勝る好奇心!

山田よね(土居志央梨)のように自分を否定する人や怒鳴る人とは、できるだけ距離をおき、触れないようにしようと思う人が多いのではないでしょうか。

しかし、寅子(伊藤沙莉)のすごいところは、自分を否定されたことに納得がいかない気持ちをかかえながらも、好奇心が勝ってしまうということです。

相手を知りたいと思う気持ちや心配する気持ちが、嫌だなと思う気持ちに勝ってしまうなんて、なかなかできないですよね。

他人を甘いと思っている相手との距離の詰め方も、寅子は尾行するという手段をとり、発想もおもしろいですね。

好奇心だけでなく、行動力と瞬発力、発想の豊かさ、そして、おせっかいなところが寅子の成功した理由の1つと考えられます。

山田よねが寅子を認める日がいつかくるのではないかと思います。

そして、山田よねにとってのよき理解者に寅子がなるのではないでしょうか。

寅子(伊藤沙莉)の成功の理由②:常識を超える諦めない姿勢!

大人になればなるほど、経験が増え、先がよめることで、しょうがないと諦めが早くなることがあります。

寅子がすごいのは、例え、負け試合の答えしかでなくても、諦めたくない気持ちが勝ることです。

負け試合でも諦めない気持ちを持ち続けられるから、不可能だと一般的には思うことにも、一点のかすかな光(解決方法)が最後には見えるのでしょう。

何もできないとわかっていても、女がたくさん集まって、ただ側にいるだけで相手の力になったり、応援につながるのですね。

スカッとした2週目の終わり方でしたね。

寅子(伊藤沙莉)の成功の理由③:敵?をも友(同士)に変えるコミュニケーション力!

考えが違うとぶつかってしまうことも多くなりますよね。

そんな相手(山田よね)にも、寅子(とらこ)はひるみません。

むしろ、相手を知りたいと思い、知ることで考えは違うことを認めたうえで、自分との共通点を見つけて相手を好きになる。

ぶつかる相手には苦手だなとか、嫌だなという気持ちが自然と芽生えてしまうものですよね。

好きになろうとするのではなく、自然と相手を好きになってしまうのが寅子のすごいところですね。

そして、ストレートに相手に好意を伝えられる

だから、意表を突かれた相手の心が少しずつ解けていくのでしょう。

3週目以降はどんな展開が待っているのかと楽しみにさせてくれる2週目でした。

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